植物生態学研究室では、主に森林に生育する野生植物を対象とした研究を行っています。
一見、毎年同じように見える森林でも、次世代を担う幼植物が少しずつ育っています。
ササのように地下茎などを伸ばして増える植物は、空間を移動し続けています。
また、生育場所による光や土壌環境、撹乱の違いに対して植物は様々な適応を示します。
私たちは野外調査を中心に、DNA や GIS による分析などの幅広いアプローチを用いて、植物の生活史や環境応答、微生物との相互作用、個体群と群集の動態を明らかにするための研究に取り組んでいます。
詳しくは 研究内容 や 論文・著書 のページをご覧ください。
→ 研究室の Wiki ページ(内部向け)は こちら

最近の話題
- 2025/5/8 – 今年度から高校生も受講できる理学部の専門科目 「サイエンスセミナー」 で富松が1回分を担当します。受講するためには高大接続科目等履修生への申し込みが必要です。詳しくは こちら でどうぞ。(その後、NHK や 朝日新聞、山形新聞、日本経済新聞、河北新報、日刊工業新聞で紹介されました)
- 2025/3/17 – 第72回日本生態学会大会(札幌)で、フォーラム 「生態学における学術論文出版を深く知るためのワークショップ」 と、シンポジウム 「タケササ一斉開花研究の現在地 Part 2」 を開催しました。また、今田さんがポスター発表を行いました。
- 2025/2/10 – 山澤泰さんが卒業研究として取り組んだ成果が Ecological Research に掲載されました。これまで山地林ではモグラの生息状況を定量的に調べるのは困難でした。本研究では、登山道を歩きながらアズマモグラのトンネルを探索する試みを行い、生息密度の相対評価に成功しました。解説は プレスリリース でどうぞ。(その後、朝日新聞 と山形新聞で紹介されました)
- 2024/7/29 – 中国科学院(雲南省)より 3名の研究者が来日し、タケ類の野外採集や共同研究に向けたセミナーを行いました。
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